本ワーキンググループは、文科省科研費(特定領域研究)「情報爆発時代に向 けた新しいIT基盤技術の研究(以下、「情報爆発」プロジェクト)」の支援班 の一部として、実世界インタラクションの研究基盤を整備することを目的とし ています。
具体的には、実世界インタラクションに基づいた情報システム基盤の構築やコ ンテンツ化の研究を進めるための共通研究基盤として、多視点の映像・音声記 録システム、モーションキャプチャシステム、アイマークレコーダー、生体デー タ計測機器を利用できる実験工房を京都大学キャンパス内に構築しています。
単に実験設備を提供するだけでなく、「情報爆発」プロジェクトに関わる多く の研究者が互いの研究テーマや既存の研究設備・成果を持ち寄り、研究者間の 「インタラクション」を支援する場を提供していきたいと考えています。
実世界インタラクションの計測、分析、支援に関する研究・実験を行うための 施設を京都大学キャンパス内に構築しています。場所は、京都大学吉田キャン パス10号館2階223号室(西田・角研究室内、84平方メートル)です。
IMADEは Interaction Measurement, Analysis (and Design) Environment の 頭文字をとった通称で、近くに今出川通り(いまでがわどおり)があることを ひっかけています。
現在、「情報爆発」プロジェクトに関わっている、主にA03に所属している研 究者を中心として、研究の内容とそれに必要な共通研究基盤について議論し、 導入を進めています。また、実世界インタラクションのデータの分析や、研究 者間でのデータ共有の促進を目的として、支援班のA02関係者と協力しながら、 クラスタ計算機の導入も計画されています。
IMADEルームでは、共同作業、ミーティング、オープンラボといった状況にお ける、人と人の様々なインタラクションを計測し、人のインタラクションの解 明と支援を研究するための環境を提供します。ですから、クリーンルーム的な データ取得スタジオにするのではなく、日常的な研究施設をセンサで強化した 部屋にすることを目指します。ですから、部屋の中には、ミーティング施設、 通常の研究室設備(机、椅子、棚)、ロボット、電子工作などをする工房エリ アが混在しています。そういった日常的な研究活動(ミーティング、共同作業、 立ち話など)を情報強化する部屋にするのが、本ワーキンググループの課題の ひとつです。