分野主催演習 2012

平成24年度特殊研究Ⅰ分野主催演習課題

知能情報ソフトウェア講座知能情報応用論分野

知能情報応用論分野では,インタラクションの理解とデザインという観点から知能情報システムの設計・構築・応用・評価を通して人工知能とインタラクションの根源に迫ることをめざしている.今年度は次の課題について,演習を実施する.

インタラクションシステムのデザインと分析・評価

人間が行うインタラクションは様々な活動を複合的に行っており,インタラクション全体を統一的に理解することは難しい.一方で,工学的な応用を考える上では,特定の目的に沿った要素を取り出してその影響を評価することで,応用に必要な知見を得ることができることがある.

本科目では,ヒューマノイドロボットNAO,カメラ付きラジコンヘリAR.Drone,全方位没入環境ICIE を題材として,人間とは異なる身体性を持つ人工物と人間とのインタラクションシステムの要素の一つをデザインする.さらに,検証実験の立案と実施を通して,基礎的なインタラクションデータの分析と評価手法について学ぶ.

演習の流れ

標準的には下記のようなスケジュールで実施する.

  • 第1回インタラクション分析の実験手法に関する講義,および,演習課題の設定
  • 第2回デザインおよび評価の計画立案(プレゼンおよび検討)
  • 第3~5回インタラクションシステムの構築および進捗報告
  • 第6回評価実験の実施
  • 第7回成果報告

インタラクションシステムの構築は,研究室で利用されたプログラムをベースに開発を行うこととする.1 週間ごとに進捗報告を行う必要があるが,進捗報告以外で演習室に滞在する必要はない.ただし,実験計画内容によっては,演習時間外に開発する必要もあることに留意すること.機材の使用に関しては,担当教員に連絡すればある程度自由に利用できる.

評価実験および成果報告は7 月中とし,システム開発の進捗状況と実験参加者の都合に合わせて適宜定める.

人数

4 名程度.ただし,2 名以上の場合はチームを組んでシステムの構築を行う.