認識論

存在論(ものごとの在り方をそのまま客観的に記述した概念辞書)からはじめるのは難しいように思える.Pat Hayesの試みのように世間で共有されている常識的な概念を述語論理のような人工言語の形式を用いて記述するときの難しさ.第一には,共有されているという事を保証するすべがない,第二には,シンボルグラウンディングを抜きにすると本質がほとんど議論されない.第三は,そもそも概念とは人類が語り継いできた理論(世界に投影されるべき,世界観)であるという事を忘れている.
認識論(epistemology)の方が直接的なアプローチ.認識論=個人的な存在論+個人の持つ世界観や想像.世界とのカプリング(シンボルグラウンディングとほぼ同等)が主要な問題になる.