2013年度特殊研究Ⅰ分野主催演習課題

知能情報応用論分野では,インタラクションの理解とデザインという観点から知能情報システムの設計・構築・応用・評価を通して人工知能とインタラクションの根源に迫ることをめざしている.今年度は次の課題について,研修を実施する.
【課題1】 KINECT入力と大量モーションキャプチャデータを使ったルールベースのインタラクティブキャラクタアニメーションKINECT入力でユーザの動きを取得し,その動きに応じて,モーションキャプチャデータデータベースの中から適当なものを選択し,ペアのキャラクタアニメーションを作る(例えば「握手」や「挨拶」など).ユーザ動作に応じてどのようにキャラクタが振る舞うかをルールとして生成し,ユーザ動作を認識し,適切なものを選択して表示する.
【課題2】 音楽ダンスゲームのデザイン音楽に合わせてユーザにダンスを踊ってもらい,その動きをKINECTで取得する.KINECTから動きデータを抽出し,どの程度音楽に合っているかを評価し,スコアリングする.市販製品でも同様なものがあるが,決め打ちのルールベースではなく,動きの特徴から評価するのがポイント.あるいは,手本動作(ダンサーの動き)にどの程度ユーザが追従できるかで評価するようなシステムをデザインする.
【課題3】 インタラクションシステムのデザインと分析・評価ヒューマノイドロボットNAO,カメラ付きラジコンヘリAR.Drone,全方位没入環境ICIE を題材として,人間とは異なる身体性を持つ人工物と人間とのインタラクションシステムの要素の一つをデザインする.さらに,検証実験の立案と実施を通して,基礎的なインタラクションデータの分析と評価手法について学ぶ.検証実験においては,人間の生理指標などの客観的行動データを計測し,それに基づいた評価を行うことを基本とする.
演習の流れ 概ね次のようなスケジュールで実施する.
第1回 講義,および,演習課題の決定  第2~4回 各課題ごとに演習実施  第5回 中間発表  第6~7回 各課題ごとに演習実施  第8回 最終発表
人数 6名程度まで.